バックアップ環境を分析する機能です。
効率的な設定や運用方法を検討するのに使用してください。

物理メモリの空き容量や使用容量などを表示したり、バックアップ対象となるファイル数、バックアップ元・先の環境などを表示することができます。
また、メモリの空き容量が少ないときや、バックアップ先のメディアの空き容量が少ないときにアドバイスを表示することができます

間接指定をしている場合

バックアップ元・先フォルダで間接指定されている場合は、絶対パスに変換したパス名が表示されます。
間接指定の変換に失敗した場合は、間接指定のまま表示されます。
ボリュームラベルの間接指定をしている場合は、メディアをセットしてから分析することをお勧めします。

バックアップ先がネットワーク上にある場合

バックアップ先がNASなどネットワーク上にある場合は、メディアの空き容量や空き容量率は表示されません。

ファイルチェック

バックアップ分析には、バックアップ元・先にあるファイルの更新日時が正しいかをチェックする「ファイルチェック」という機能があります。
BunBackupはファイルバックアップソフトですから、ファイルの更新日時を参照します。ドライブに不具合などがある場合、この更新日時が壊れることがあり、更新日時が壊れると正しいバックアップができません。
この機能を使用しますと、ファイルの更新日時が壊れていないかをチェックすることができます。
また、ファイルチェックでは、簡易的なドライブのエラーチェックを行います、問題が見つかったときにはその故をメッセージとして表示します。

ファイルチェックする場合は、「バックアップ分析」にある「ファイルチェック」ボタンをクリックしてください。異常があるファイルが見つかりましたら、そのフルパス名を表示します。そのファイルの更新日時を修正してください。更新日時の修正は、ベクターなどに更新日時を変更するフリーソフトがあります。

なお、更新日時が壊れている場合、単に更新日時が壊れているのではなく、ドライブに不具合が出た可能性もあります。そのため、異常なファイルが見つかりましたら、OSのエラーチェック機能などを使用して、ドライブが正常か確認することをお勧めします。

注意

パソコンの環境は状況により変化します。
分析時とバックアップ時では、メモリの空き容量などは変化しますので注意が必要です。