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　コピーエラー時バックアップ先ファイル保護

バックアップ先ファイルを常に保護するための機能です

ファイルコピー中何らかのトラブルでコピーが中断してしまった場合、すでにあるバックアップ先ファイルが上書きされる場合があります
上書きされた場合、バックアップ先ファイルは途中までしかコピーされません

このような状況を回避するために、「コピーエラー時バックアップ先ファイルを保護」を使用します
この機能は、すでにバックアップ先にコピーするファイルがある場合、そのファイルを上書きするのではなく、一時ファイル名でコピーし、コピーが成功するとその一時ファイルを元のファイル名にリネームします
何らかのトラブルでコピーが中断してしまった場合は、その一時ファイルを削除するだけなので、元のファイルに影響はありません
このようにすることで、コピー時のトラブルがあっても、常にバックアップ先のファイルが保護されます

コピーが中断する原因としては以下のようなことがあります

・バックアップ先（または元）との接続が不安定な場合

ネットワーク接続（無線LANなど）で通信が不安定な場合は、コピーが中断されることがあります

・バックアップ元ファイルの一部だけがロックされている

バックアップ元ファイルが通常のロック（読み込みがファイルごとロック）されている場合は、バックアップ先ファイルが上書きされる前にエラーとなるため、この機能を使用する必要はありません

注意

この機能を使用する場合は、下記の2点に注意してください

設定場所

「バックアップ設定」で「詳細」ボタンをクリックして「バックアップ詳細設定」を表示し、「その他」タブをクリックします
この中に、「コピーエラー(または中断)時、バックアップ先ファイル保護」という設定項目があります

機能表示設定

この機能の設定する場合は、あらかじめ「機能表示設定」で「バックアップ先ファイル保護」をチェックしてください
「機能表示設定」でチェックしないと「コピーエラー(または中断)時、バックアップ先ファイル保護」の設定項目が表示されません